宮崎震度5弱と南海トラフ 気象庁「関連性なし」は本当か

2019年05月11日 16時00分

 10日に宮崎県日向灘を震源とするマグニチュード6・3の地震が発生し、宮崎市と都城市で震度5弱を観測したことに、気象庁は南海トラフ地震につながるものではないとの見方を示したが、本当に大丈夫なのか? また11日に地震が起きると、英経済誌で暗示されてもいたが――。日向灘の地震で懸念されているのは、南海トラフ地震を誘発しかねないかどうかだ。和歌山・四国沖、三重・愛知沖、東海沖が連動することで巨大地震となり、M9級に達し、30メートルの巨大津波を引き起こす可能性がある。政府は30年以内に70~80%以内の確率で起こると予測している。

 今回の日向灘は南海トラフ地震の想定震源域内だったが、気象庁は早々に地震規模が小さかったとして、特別な調査や検討会は行わない方針を示した。

 長年、地震の目といわれる独自の研究法で地震予測している琉球大学の木村政昭名誉教授は今年3月に本紙で日向灘が危ないと指摘。的中してしまった格好だが、南海トラフ地震に関しては2009年に東海沖の駿河湾でM6・5の地震が発生しており、ストレスは抜けているため、しばらく発生しないとみていた。もちろん「南海トラフにつながる被害が発生する可能性はある」と警告する専門家もおり、油断は禁物だ。

 一方、今月1日発行本紙では、14年に発行された英経済誌「エコノミスト」の表紙に日本列島が崩れた地球儀がデザインされ、マニアの間では国難の予言ではないかと騒がれているという内容を報じていた。

 この地球儀のデザインについてオカルト研究家の山口敏太郎氏は、19年5月11日に東海地震から南海トラフ地震が発生することを意味する可能性を指摘。1日前にその震源域で起きた震度5弱の地震は、なんとも不気味だ。

 気象庁は、今後約1週間は日向灘周辺で最大震度5弱程度の地震が発生する恐れがあるとして、注意を呼びかけている。