イマドキの“あおり運転”事情 意外な車に怖い人が乗っている

2019年04月28日 16時00分

 警視庁は東京・足立区の路上であおり運転をめぐってトラブルになった男性に暴行をくわえた男3人を、強盗致傷の疑いで27日までに逮捕した。

 大竹勇多容疑者(35)ら3人は26日午前8時半ごろに、乗用車に乗っていた自営業の男性(24)に「あおってんじゃねえ」と言いがかりをつけ、暴行をくわえた上でスマホと現金4000円の入った財布を奪った疑いがある。逮捕された3人とも住所職業が不詳だ。

 あおり運転をめぐるトラブルは全国で多発。今月中旬に三重で高校教師が、1月にも愛知で刑務官があおり運転をきっかけにそれぞれ逮捕されている。今回と似た事件として2月には神奈川で、あおり運転をした揚げ句、因縁をつけて相手男性に暴行したとして暴力団幹部が逮捕されている。

 10連休が始まったばかりで、これから車に乗って遠出をする人も多いはず。あおり運転に巻き込まれたらどうしようかと不安になるはずだ。

 過去にトラブルを経験した男性は「高級車でその筋の人が乗っているなと分かる車にあおられて目の前で車を止められたんです。出てきたのはチンピラで偉い人を乗せていた。怒鳴られただけで終わりましたが、それ以来、高級車には気をつけるようにしています」と話した。

 確かにあおり運転する人は怖い人、だから暴力団関係者だと連想しがち。高級車に気をつけるに越したことはないのかもしれない。

「いや、最近は違うんです」と話すのは夜の街の黒服。「山口組の分裂以降、警察の取り締まりが強化されました。それっぽい高級車だと職務質問をされやすいということで暴力団の高級車離れが起きています。だから意外な車に怖い人が乗っていることもあります」

 なんと車種で判断すると痛い目に遭いかねないというのだ。まずは車間距離を詰め過ぎない、クラクションは控えめにするなど無用に刺激しないことから気をつけよう。