香港俳優アンディ・ホイ不倫動画が2100万円で取引された背景

2019年04月25日 16時00分

【アツいアジアから旬ネタ直送 亜細亜スポーツ】韓国や日本の芸能界が薬物・暴行スキャンダルなら、香港は今、誰もが知る芸能人カップル同士の不倫ざたで大騒ぎだ。

 カリスマ人気歌手で、岩井俊二監督の名作「スワロウテイル」(1996年)にも出演したベテラン俳優アンディ・ホイ(許志安=51)と、女優ジャクリーン・ウォン(黄心穎=30)の情交動画が流出。16日、ゴシップメディア「蘋果日報」などが一斉に報じた。

 アンディの妻は美熟女歌手兼女優サミー・チェン(鄭秀文=46)。そのサミーとジャクリーンは、一緒にチャリティーコンサートで歌い、同じジムに通い、互いの写真をSNSにアップするほど仲が良かった。友人の夫を寝取った格好のジャクリーンにも、ケネス・マー(馬國明=45)という俳優の恋人がいて、結婚間近といわれていた。要は“W不倫”。

 アンディは会見を開き、不倫を認め、謝罪したが「これだけでは終わらないはず。二の矢、三の矢が待ってるかも」と現地在住記者は指摘する。

「この話が大問題になった理由の一つは流出ビデオ。車の後部座席で、マスクをしたジャクリーンがアンディに体をグイグイ密着させ、何度もキスし、体をまさぐり合うんだが、実はこれ、タクシー車載カメラの映像。運転席に取り付けられた防犯用カメラが、2人の痴態を盗撮したってわけ」

 タクシーの運転手が、この不倫証拠動画を蘋果日報に持ち込み、ギャラを手にした。その額、なんと150万香港ドル(約2100万円)とみられている。

「そんな高値がついたのは、動画には続きがあるからだと噂になってる。流出したのは約15分半の映像だが、2人がもっと過激な行為に及んだ“続編”が公開待ちだといわれてるよ」と同記者。

 不倫批判の一方で当然、タクシー運転手のモラルを問う声も高まっている。市民からは「これじゃ乗客のプライバシーが守られない」「車載カメラの使用は規制すべき」という意見が相次いだ。香港政府の元トップは「公然とビデオに大金を払ったが、マスコミのやることなのか」と蘋果日報を批判。香港セレブの下半身醜聞は“飛び火”しまくっている。

 アンディは当面の活動中止を発表。妻サミーは「彼を許す」とインスタグラムにコメントしたが、公の場には姿を現さず。不倫相手のジャクリーンは、SNSに投稿された自身への批判を削除するのに忙しいご様子だが、他にも富豪の男がいたのではないかとの現地情報もある。(室橋裕和)

☆むろはし・ひろかず 1974年生まれ。週刊文春記者を経てタイ・バンコクに10年居住。現地日本語情報誌でデスクを務め、2014年に東京へ拠点を移したアジア専門ライター。最新著書は「おとなの青春旅行」(講談社現代新書)