「キッズ脱毛」サロン新規客増加中 ママ友交流で広がる娘のおしゃれ

2019年03月01日 17時00分

キッズ脱毛サロン「エピレ」

 これも時代の流れか。女性専用脱毛サロン「エピレ」では2011年からキッズ脱毛(7~15歳)を行っているが、新規客の中で占めるキッズの割合は当初0・6%だったのが、18年には10・1%となった。女性客の1割がキッズ女子で特に春に利用が増えるという。エピレを運営する「TBC」によると、女子が脱毛を受けるきっかけは本人の意思よりも、脱毛経験者の母親からのすすめが大きい。「娘にもやらせたい」「ママ友からの口コミで」と話す母親が多いという。

 子供が自らネット検索し、母親を説得する場合もある。「SNSが普及して、子供モデルが出てきたり、キレイな写真が身近になった。おしゃれになりたい意識が以前よりも強まっている」(広報)

 人気の部位は「ヒジ下」と「ヒザ下」で、中学生になると「脇」も追加される。成長途中で生え変わり、サイクルが不安定な時期だけに、施術説明は保護者同伴のもとで行う。施術は痛みはなく「じんわり温かい」程度だ。

 一方、盛り上がる母親と娘をヨソに父親は「分からないから、妻に任せる」のが大半だが、中には「オレも昔は悩んでいた。気にしているならやらせてあげたい」と娘に毛深さを遺伝させた後ろめたさもあって、積極的にサロンに向かわせる父親もいるらしい。

 3・4月の入学式や春休みは利用が増えるシーズンだ。プールの授業や、運動会で半袖・半ズボンになる時期も需要が伸びる。二次性徴期には脇のほか陰毛も生えてくるものの、さすがにキッズ脱毛で陰部まで処理する女子は「聞いたことがない」(広報)そうだ。

 料金は個人差やプランによって様々だが、たとえば「ヒザ下(両脚)」であれば、効果を目で見て実感できる回数の6回(1年間)通って2万6400円だ。この流れでキッズ男子も脱毛する時代が来るのかも。