空前ブーム!焼き芋は新時代突入 衝撃の移動販売車「ロド芋」とは

2019年03月01日 17時00分

異色の焼き芋販売カー

 空前の焼き芋ブームになっている。コンビニ、スーパーで手軽に買え、焼き芋専門店も増えた。ドン・キホーテ新大久保駅前店(東京都新宿区)では店頭で、焼き芋のほか、焼き芋パフェや焼き芋アイスなどスイーツも販売しており、若い女性の行列ができている。

 焼き芋の移動販売といえば、軽トラが昔は定番だった。スピーカーから「石や~きいも~」と懐かしいメロディーが流れてくるアレだ。平成も終わろうとしている今、そんな概念を覆す焼き芋屋さんが登場した。

 真っ赤なスポーツカー「マツダ・ロードスター」の荷台には焼き芋窯が乗せられている。この移動販売をしているのは横浜市在住の井上昌さん(28)。バンパー部分には「えるろこロド芋!『鬼いちゃん』」と書かれている。井上さんいわく「えるろこ」はスペイン語で「彼のアタマはいかれている」という意味なのだとか。煙突は2連だ。

 井上さんは「お芋の移動販売を始めたのは昨年1月からです。最初は焼きそば屋とか飲み屋とかをやれたらいいなって思っていたんですけど、許可の問題があってできなかったんです。焼き芋販売は飲食業じゃなくて雑貨店なんです。保健所への届け出も車両の構造変更も必要ありませんでした。この仕事を始めて普段、会うことができない人たちに会えるのも楽しいですね」と語る。

 現在、移動販売をしている場所は横浜・みなとみらい21地区が中心。出没場所・時間はツイッターにアップされる。販売を始めるとすぐに行列ができる。足しげく通う「ロド芋ファン」も多い。

 最近、井上さんがこだわっているのは茨城県産の「べにはるか」という品種だ。丁寧にアルミホイルにくるんで、時間をかけてじっくりと焼き上げることで蜜が染み出してくる。小さいものは1本300円で、500~800円が多い。ごくまれにビッグサイズもあり、2500円のものは1・5キロくらいあるというから食べ応えも抜群だ。