負けてもイエーイ「日本人不思議デス」

2013年03月27日 18時00分

東京・渋谷のスクランブル交差点に多数配置された警察官とサポーター

 敗れはしたものの、日本ファンの声援は大きかった。日本時間26日深夜にヨルダンのアンマンで行われたサッカー2014年W杯アジア最終予選・日本VSヨルダンのテレビ放送映像が東京・渋谷のスポーツバー「ROONEY2008」で流され、80人の若者で満員となり店内は熱気が充満した。

 前半、相手側のFKでGK川島の顔に緑色のレーザーのような光線が当てられる場面が映ると一斉にブーイング。「永嗣!『オコ』だよ! 『激オコ』していいよ!」。若者の間で「怒り」を意味する新語「オコ」で抗議した。

 ハーフタイムに「東進ハイスクール」のCMが流れると、このCMから流行語となった「今でしょ!」を応用した「ゴール決めるのはいつ? 今でしょ!」なる応援も生み出された。

 対するヨルダンのファンも負けていない。池袋のヨルダン料理店「月の砂漠」では、妖艶なベリーダンサーが腹部の露出もまぶしい衣装で、得点が入るたびに腰をくねらせて“喜びの舞”。ファンのお色気対決でも軍配はヨルダンに上がったようだ。

 ヨルダンの2―1で試合終了後、渋谷のファンはスクランブル交差点で走り回っての大騒ぎ。整理にあたった警官は50人以上いた(=写真)。

「勝っても負けてもどっちでもいいんだよ。騒ぎたいだけ。勝ってたら(警察は)もっと大変だよ」と愚痴をこぼす警官も。

 来日中のフランス人女性ダイアンさん(21)は「フランスでは勝ったらイエーイ。負けたら車に火をつけて怒りマース。日本人は負けてもイエーイ。不思議デスけど楽しいし、フレンドリーでよろしいデース」と興味深そうに騒ぎをカメラで撮影していた。