日経平均株価2万円大台割れの日に…なぜか大塚家具が一時ストップ高のワケ

2018年12月26日 17時00分

大塚久美子氏

 日経平均株価が25日、約1年3か月ぶりに2万円の大台を割り込んだ。終値は前日比1010円45銭安の1万9155円74銭。10月2日にバブル崩壊後最高値の2万4270円62銭をつけて以降、わずか3か月足らずで5000円以上下落したことになる。

 アナリストたちは「米中貿易摩擦や米国の政府機関の一部閉鎖など、トランプ米政権の政策停滞リスクが意識された」と説明しているが…。

「取って付けた言い訳にすぎない。日経市場は海外投資家が7割。この1年は買い方のターンだったが、日経、ダウともに最高値をタッチした今秋以降、売り方のターンになった。要は空売り。大口の機関投資家を中心に『待ってました』とばかりに、怒とうの売り仕掛けをしている」とは市場関係者。犠牲になるのは、個人投資家だ。

 この“理由なき暴落”の終わりは見えないが、そんななか逆行して一時ストップ高となったのが、大塚家具だ。

 2015年に創業者の大塚勝久氏(75)と娘の久美子氏(50)との間で“お家騒動”が勃発。軍配は久美子氏に上がったが、経営悪化に歯止めがかからない状況が続いていた。

 ところが25日は取引開始直後から買い注文が殺到し、一時ストップ高となる423円を記録(前日終値343円)。その後、一気に売り込まれてしまったが、日経が暴落するなかでの「ストップ高」の文字はひと際目を引いた。

 同社は先週末に中国の家具販売大手の「Easyhome」(北京市)と業務提携すると正式発表。一部で中国企業への「身売り」とやゆされているが、市場からは中国本土への商品販売や、将来的な中国本土における実店舗の出店が期待できると判断されたようだ。

 日経がアゲアゲだった時に下げ、日経が暴落した時にストップ高。ヘソ曲がりぶりは、久美子社長に通ずる!?