京セラドーム外国人客増へ 大阪府観光大使の世界の盗塁王・福本氏の役割は

2018年12月26日 17時00分

大阪観光大使に就任した福本豊氏(左)

 大阪観光局は25日、来阪インバウンド(外国人観光客)の夜間消費促進施策「大阪ナイトアウト」を発表した。

 今や大阪は年間1100万人を超えるインバウンドが訪れる国際観光都市。来年はアジア初の世界野球ソフトボール連盟総会、2025年には大阪万博を控えるなど今後も注目を集める。そんな中、同観光局ではインバウンドの経済規模と消費の動向を調べる実証実験を実施。結果を分析し、SNSやプッシュ広告などを活用して夜間の消費促進に取り組んでいく。

 また、スポーツを通じた街のブランド化、活性化を目指すうえで、元阪急で野球評論家の“世界の盗塁王”こと福本豊氏(71)の大阪観光大使就任も発表された。

 大阪城、USJ、道頓堀、新世界と大阪の観光名所が数あるなか、オリックスの試合を行う京セラドーム大阪はどうなのか。近年は台湾、韓国など野球が盛んな国からの来場者がアップ。試合だけでなく、演出面やBsガールズの華麗なダンス、イベントなども人気の秘密となっている。

 同観光局の溝畑理事長は「中国、欧米(の来客)がまだまだ弱い。ベトナムとか、タイとか、国の幅を広げて誘客していきたい。大阪ナイトアウトの中にプロ野球も入れてもっと強化する。応援をしている風景とか、イベントの盛り上がりとか、SNSなど通じてお客さん目線でやっていかないといけない。キメの細かさが足りなかったと思う。視点を変え、エンタメとしてのプロモーションを球団と一緒に考えていきたい」と誘致活動の強化を約束した。

 さらに国内観光としての観客動員アップについては「やはり福本さんみたいな人に出てきてもらって、オールドファンをもう一回掘り起こしてもらいたい。福本さんに憧れたオヤジ世代が福本さんとキャッチボールをできる企画とかね。ワシも頑張ろうって思うでしょ」(同理事長)と話した。