三田佳子次男に覚醒剤譲渡で逮捕 “先輩”関東連合元メンバーとの悪縁

2018年12月10日 17時00分

高橋祐也被告

 女優三田佳子(77)の次男で覚醒剤取締法違反(使用)の罪で公判中の高橋祐也被告(38)に覚醒剤を譲り渡したとして、警視庁渋谷署はこのほど、同法違反(譲渡)の疑いで住所不詳、準暴力団「関東連合」元メンバーで会社役員の境谷誠容疑者(41)を逮捕した。

 逮捕容疑は9月9日、当時住んでいた東京都世田谷区の自宅で、覚醒剤約0・1グラムを3万円で譲り渡した疑い。渋谷署によると、境谷容疑者は「話すことはない」と供述している。境谷容疑者と高橋被告は地元の先輩後輩の関係で、付き合いは20年に及ぶという。

 高橋被告は先月29日に行われた初公判で再び覚醒剤を使用した経緯を「1年前に家に薬を持ってきた境谷をなぜ断らなかったの?」と聞かれ「その時は、10年くらい僕も薬をやめていて、依存症の意識が希薄だった。(境谷が)仕事で損をして(薬を売りに)家に持ってきた。初めは断ったが、目の前にすると1度くらいはと思い、愚かにも手を出してしまった」と明かしていた。

 捜査関係者によると「先輩後輩の関係で断れない状況が20年ほどあったようだが、1年ほど前に高橋が恵比寿で男性らとケンカになった際、境谷が仲裁したことをきっかけに再び親しくなり、その後、境谷が覚醒剤を売りつけるようになり、一緒に使用することもあったようだ」という。

 高橋被告は境谷容疑者について前出の初公判で「(境谷が)売人になってるとは思わなかった。自分が統合失調症になった時も優しくしてくれていたので。その(覚醒剤を譲り受けた)時は(決意が)足りなかったと今は思います」などと語っていた。

 高橋被告を知る関係者は「4度も薬物で逮捕されたのは境谷のような半グレの人物と縁が切れなかったから。境谷が逮捕されたことでやっと関係が断ち切れるのでは」とみている。高橋被告への判決は13日に言い渡される。