十和田市とキリスト教の深い関係

2013年03月15日 11時00分

 十和田湖周辺には、信ぴょう性の高い“キリスト伝説”が存在する。十和田市観光協会は「湖の周辺は、キリストにゆかりがあります。十和田市ではないのですが、市に面した湖の東側にある新郷村にはキリストの墓もありますし、『キリスト祭』も毎年行われています」と語る。

 新郷村は古代日本に渡来したユダヤ人がつくった村であると言われ、1955年に合併されるまで「戸来(へらい)村」と呼ばれ、この名前は古代ヘブライ語がなまったものと伝えられている。

 キリストの墓は殿様の墓という言い伝えを信じて、村の旧家・沢口家が守ってきた遺跡だが、昭和初期に訪れた調査団により、キリストの墓と断定し、村人たちはキリストの末裔だと日本中の注目を浴びた過去も持つ。

 キリストの墓の横にはなんとイスラエル大使館が建立した記念碑がある。新郷村とエルサレムは姉妹都市で、村にイスラエル大使が訪れたこともある。

 同協会は「十和田湖にキリストらしき像があることは把握しております。協会としてはこれまで調査をしたことも、今のところ調査する予定もありませんが、問い合わせもいただいている。多くの観光客が訪れていることは把握しております」と注視している。