メーガン妃に王室マナー違反の声 降りた車のドアを閉めて英国で賛否

2018年09月28日 17時00分

メーガン妃の車のドア閉めが物議を醸した(ロイター)

 今年5月、ヘンリー英王子と結婚し、英国王室の一員となった元米女優・メーガン妃の一挙一動が、英メディアの注目を集める中、同妃が取ったある“当たり前”の行動が賛否を呼んでいる。その行動とは、車を降りた後に自分でドアを閉めたことだった。

 メーガン妃は25日夕、ロンドン中心部にある王立芸術院で開催される美術展のオープニングに出席するため、初の単独公務に出かけた。到着した同妃は車から降りて、出迎えた美術展関係者とあいさつの言葉を交わした後、さも当たり前のように自分が降りた車のドアを閉めたのだ。

 このイベントを取材していた英紙デーリー・エクスプレスの英王室担当リチャード・パーマー記者は、メーガン妃到着の様子を撮った動画をツイッターに投稿。あるユーザーは「公務中のプリンセスが自分で車のドアを閉めるのを初めて見た」とつぶやき、別のユーザーは「誰かがドアを閉めてくれるなんて考えそのものがなかったんじゃないか」と推測した。

 パーマー記者の動画は2日間で50万回以上再生され、中には「こんな当然の行動がニュースになること自体がおかしい」という意見も。

 英BBCは王室の礼儀作法の専門家ウィリアム・ハンソン氏を取材。同氏は「王室メンバーや要人の場合は通常、担当者が車のドアを開け閉めをすることになっている」とした上で、これは“雰囲気”や“優雅さ”のためではなく、警備上の理由だと説明した。

 実はメーガン妃、先週開かれたチャリティーイベントに出席した際も、自分で車のドアを閉めていたのだ。これらの行動は王室のマナー違反にあたるという。また、日本の皇室同様、英王室も政治的発言は禁じられているため、メーガン妃の行動がそれに当たるのでは?と米公共ラジオ局が指摘。つまり、自分でドアを閉めることは、庶民にとっては当たり間の行為だが、フェミニストを公言するメーガン妃が実行することで、王室の慣行を否定する“政治的メッセージ”と受け取られかねないというのだ。

 米国籍でアフリカ系の母親を持つメーガン妃だけに、“異色のプリンセス”の立ち居振る舞いに今後も注目が集まりそうだ。

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