吉澤ひとみ「ひき逃げ動画」で注目された進化したドラレコ事情

2018年09月20日 07時15分

主流は2万円台の製品だ

 元「モーニング娘。」吉澤ひとみ容疑者(33)の“ひき逃げ動画”を巡り、提供者が批判される騒動が起こっていることを本紙は昨報したが、そもそもあの映像を目にして「最近のドライブレコーダーってこんなにキレイなの?」と驚いた人も少なくないのでは? せっかくなので、その進化と売れ筋、購入者がチェックすべきポイントなどをおさらいしておこう。

「この3連休ではドライブレコーダーに関する質問をかなり受けたね。納車を待つだけのお客さんから『今からつけられない?』という電話もかかってきたよ」とは都内のカーディーラーに勤める男性。

 写真週刊誌「フライデー」がスクープした、吉澤容疑者の事故が写ったドライブレコーダーの鮮明な映像が影響しているのは想像にかたくない。あおり運転や当て逃げに遭ったときのことを考えれば、取り付けようとするのは自然の流れだろう。

「今はフルハイビジョンで200万画素ぐらいの製品が中心だから、あのぐらいキレイな映像は残せる。ビックリするようなことじゃないよね」(前出の男性)

 では、購入するとしたらどのくらいの値段なのか。大手カー用品店「スーパーオートバックス かしわ沼南店」(千葉・柏市)の売り場担当者によると、フルハイビジョン、200万画素の画質を持つ製品の売れ筋は2万円前後だという。

「そのぐらいの製品ですと、画像補正機能やGセンサー、GPSもついている場合が多いですね」(担当者)

 夜間に対向車のヘッドライトを受けたり、トンネルの出入りで視界が真っ白になってしまうことがあるが、画像補正でフォロー。Gセンサーとは衝撃があった際の映像を別のフォルダに保存してくれる機能だ(通常はSDカードに記録され、上書きされて消えていく)。GPSともども、この3つは最近のドラレコのトレンドで、これらの機能がないものが、少し値段が下がると考えればいい。

「もう1万円ほどプラスしていただければ、車の前と後ろに取り付ける2カメラの製品もお選びいただけます(3万円前後~)。今、一番売れているタイプです」(前出の担当者)

 後ろからあおられたり、追突されるのを不安に思うユーザーが多いのだろう。360度撮影できるタイプも人気を博しているとか。また、エンジンを止めた後にも録画をしてくれる駐車監視という機能を備えた製品も、車上荒らしや当て逃げを恐れる人に注目されている。

 本紙記者も、15~17日の3連休にいくつかカー用品店を回ったが、ドライブレコーダー売り場はどこもにぎわっていた。社会問題化しているものの、あおり運転や高齢者の自動車事故はいまだに減る様子はない。“自己防衛”のためにも、これを機に、マイカーの装備を見直してみるのもいいかもしれない。