新元号は「あ行・か行・な行・や行・ら行・わ行」から

2018年09月03日 17時00分

 政府は来年5月1日に改める新元号に関し、アルファベット表記で、頭文字が「M」「T」「S」「H」を避ける方針を決めた。それぞれ「明治」「大正」「昭和」「平成」の頭文字と重複するため。

 M・T・S・Hの頭文字は生年月日を記す身分証明書や個人データ管理でよく使われている。新元号の頭文字が重複した場合、紛らわしくなるために配慮が必要とされていた。「平成」を決める際にも「修文」(しゅうぶん)と「正化」(せいか)が最終選考に残っていたが、ともに頭文字「S」で「昭和」と重なるため、除外された過去があった。

「明治」の前は「慶応」で「K」となるが、日本の国内最高齢は明治36年(1903年)生まれの田中力子(かね)さんの115歳で、該当者はいない。

 政府は新元号について、漢字2文字、書きやすく、読みやすい、過去に使われていないなどを条件に選定作業を進めている。今回、M・T・S・Hの「さ行・た行・は行(『ふ』は訓令式でHu)・ま行」は除外されるため、残る「あ行・か行・な行・や行・ら行・わ行」から始まる元号になる可能性が高い。

 従来、中国の古典から採用するのが慣例になっていたが、日本の古典も選択肢に入れており、最終的に来年2月以降に新元号は公表される予定だ。