「第二十九回伊藤園お~いお茶新俳句大賞」表彰式 文部科学大臣賞に田島さん

2018年07月06日 17時00分

 株式会社伊藤園が主催する「第二十九回伊藤園お~いお茶新俳句大賞」の表彰式が5日、都内のホテルで行われた。

 自由な感性で俳句を詠むというユニークな創作俳句コンテストとしておなじみの同賞に、今回は過去最多となる195万4223句、50万6590人が応募。俳人の安西篤氏、写真家・浅井愼平氏、作家・宮部みゆき氏、いとうせいこう氏、女優・吉行和子ら各分野の第一人者10人による最終審査の結果、大阪市の田島もりさん(83)の「獅子舞の口へ太平洋の風」が最高位賞となる文部科学大臣賞に選ばれた。

 同作品は、獅子舞がユーモラスに口を開けていて、そこに太平洋からの風が吹き込み、胴ぶるいする情景を詠んだ句で、安西氏は「地球規模のエネルギーが押し寄せているような力強さ、スケールの大きさを感じる」と絶賛した。

 受賞した田島さんは「こんな大きな賞をいただいて本当にうれしく思っております。この句は、三重県志摩の安乗(あのり)神社の神事を見た際に詠んだ句です。土地の神様が授けてくれたのだと思います。これからも94歳の主人とあちこち行きながら、いい句を授かるように楽しい晩年を過ごしていきます」と喜びを語った。