北の名物アナ首脳会談速報に混乱 寝ているところを叩き起こされた!?

2018年05月10日 17時00分

 北の名物アナウンサーに異変! 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と中国の習近平国家主席が、7日と8日に電撃首脳会談を行い、両国ではその模様をテレビで繰り返し流していたが、前代未聞だったのは朝鮮中央テレビだ。

 画面に現れたのはおなじみの「北側クリステル」の異名を持つリ・チュニ(李春姫)氏。リ氏は重大放送時にのみ登場するレジェンドアナで、これまでの功績から「労力英雄」の称号を授与されている。

 いつも自信に満ちあふれた表情で、真っすぐ前を見て語るリ氏だが、この日は老眼鏡とおぼしきメガネをかけ、髪のセットも甘め。珍しく原稿を両手で持ちながら終始下を向いて話し続けた。

“通常業務”の時と比べると、違いは鮮明。字が小さかったのか、老眼鏡をズラして原稿をのぞき込む姿は「親戚のおばあちゃん」のようだ。終盤には同じ箇所を2度読むヘマもやらかした。

 一体どうしてしまったのか? 半島情勢に詳しい関係者によると「今回の放送は首脳会談後すぐに国内で流されました。北ではその日にあったことを速報するのは極めてまれ。数時間後、気を取り直して放送された夜のニュースでは、いつも通りのきっちりヘアに老眼鏡はナシでした。彼女が取り乱したのは、速報に慣れていなかったからでしょう」という。

 寝ているところを叩き起こされ、ろくにリハーサルもしないまま本番に臨んだようだ。

 北朝鮮が速報にこだわった理由は、来月開催予定の米朝首脳会談を意識してのものに他ならない。前出関係者は「無理難題を押し付けてきそうな米トランプ大統領に『自分の後ろには中国・習近平主席がいるんだ』と、1秒でも早くアピールしたかったのでしょう」とみている。

 米朝首脳会談へ向け、今後も速報は増えていくとみられ、リ氏のレア映像も増えそうだ。