日本代表FW古橋亨梧らが所属するスコットランド・プレミアリーグのセルティックを指揮するアンジェ・ポステコグルー監督(57)は、イングランド・プレミアリーグのブライトンの後任指揮官に浮上している中、クラブOBから続行するとの声が上がった。

 チェルシーは、トーマス・トゥヘル監督を解任し、ブライトンのグレアム・ポッター監督を引き抜いて後任指揮官へと据えた。空席となったブライトン監督を巡っては、英紙「サン」などが、ポステコグルー監督が浮上と報じた。就任1年目の昨季、チームをリーグ優勝に導いた手腕などを評価された模様だが、まだ今季は始まったばかり。チームは欧州チャンピオンズリーグ(CL)にも出場している。

 そんな状況だけに、セルティックなどで活躍したクリス・サットン氏(49)は、英紙「デーリー・レコード」に続投すると予測した。「レアル・マドリード(スペイン)とのCLの対戦からまたたく間に去ることはないだろう。ブライトンには失礼かもしれないが、セルティックは彼らよりずっと上だ。ポステコグルーほどの監督が、イングランドの南海岸(ブライトン)に行くために、はしごを降りるとは思えない」

 英国のエリザベス女王が8日に死去したため、今週末のイングランド・プレミアリーグなどが中止なり、ブライトンは17日のクリスタルパレス戦も鉄道ストライキの影響で延期となっており、次戦は10月1日。誰が指揮を執るのだろうか。