スペイン1部マジョルカの韓国代表FW李康仁(イ・ガンイン)が、強豪ひしめく同リーグで今季ここまでのベストイレブンに選出された。

 データ分析専門サイト「フースコアード」は今季3試合を終えた時点でのスペイン1部のベストイレブンを選出。バルセロナのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキやスペイン代表MFペドリ、レアル・マドリードのブラジル代表FWビニシウスらスター選手とともに李がアジア人として唯一入った。

 今季の李は3試合連続で先発出場し、27日のラージョ戦では初ゴールをマークするなど絶好調。韓国メディア「デーリアン」は「李康仁は試合ごとに現地メディアの関心を集めるほど印象的な活躍を見せている」とした上で覚醒の理由を指摘。「日本のMF久保建英がレアル・ソシエダードへ完全移籍したことで、李は幅広い攻撃を繰り広げることができるようになった」とライバルの退団がきっかけになったと分析した。

 久保も新天地で好調だけに、日韓の至宝がスペインでハイレベルな争いを繰り広げることになりそうだ。