スペイン1部レアル・ソシエダードに新加入した日本代表MF久保建英(21)は5日(日本時間6日)、ビルバオとの親善試合にスタメン出場し、後半30分過ぎに交代したものの、好プレーを見せた。
リーグ開幕前、最後の試合に0―1で敗戦。同国メディア「noticias de Gipuzka」は「子供たちが大人と対戦するように見えるほど違いがあった。少し頭をあげたのは久保だけで、彼は良いプレーをした」と報じ、宿敵との対戦で、Rソシエダードの選手たちが苦戦する中、3トップの右で出場した久保のみが好パフォーマンスを見せたと評価。さらに「久保は真っ先にライバルのエリアに足を踏み入れてボールを奪いそうになった」と指摘し、かねて課題とされている守備面でも奮闘したという。
一方で久保は激しいチャージを受けるなど、ビルバオから徹底マークされた。元スペイン代表MFラウル・ガルシアから危険なタックルを受けたことに、同メディアは「久保はサンドバックになった」とし「ガルシアによる理解できないタックルを含む」とも伝えていた。
Rソシエダードは14日(同15日)にアウェーでカディスとの今季初戦に臨む。