イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(37)が、移籍先として報じられたスペイン1部アトレチコ・マドリードのファンから拒絶された。

 Aマドリードの国際サポーター組織はC・ロナウドについて「我々が大事にするアトレチコの特徴である努力、寛大さ、シンプルさ、謙虚さなどのアンチテーゼを表している」「クリスチアーノ・ロナウドのように衰えつつある選手がチームにタイトルをもたらすとしても、我々は彼の入団を受け入れない」などと反対声明を発表した。また英メディア「スカイ・スポーツ」によると、一部サポーターは、プレーシーズンマッチの会場で「CR7(C・ロナウド) ノット ウエルカム」とアルファベットで書かれた横断幕を掲げて抗議した。

 すでにAマドリードのエンリケ・セレソ会長は地元メディアに「クリスチアーノ・ロナウドについての話を誰がつくり出したのかわかりません。それは間違いなく真実ではない」とし「彼がアトレチコ・マドリードに来ることは事実上不可能です」と獲得を完全否定している。サポーターもひと安心だろうが、それにしても半端ない拒否反応だ。