
スペイン1部レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(21)が27日(日本時間28日)、ホームで行われた同1部オサスナとのプレシーズンマッチで新天地初先発した。
4―4―2の右サイドハーフでプレーした後、途中からトップ下にポジションを移した。ドリブル突破や試合の組み立てに存在感を発揮し、後半15分で交代。無得点だったが、チームは後半43分の決勝ゴールで1―0で勝利した。地元メディアは、ホームで先発デビューとなった新戦力についておおむね高評価だった。
「エルデスマルケ」は「日本人選手はよく動き、ピッチを広げ、相手選手が止められないので、多くのファウルのターゲットとなった。最初は右サイドでプレーしていたが、最終的には中央でプレーするようになり、そこで最も良い働きをした。久保はスピードも発揮し、スペースを有効に使う術を心得ていた」と評した。
また「アス」は「日本代表選手はまた一歩前進し、ファンを喜ばせるプレーができることを証明した」。着実に順応が進んでいることをうかがわせた。まだ新天地デビューから2試合でゴールを挙げられていないだけに、今後は目に見える形でアピールしていきたいところだ。
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