ブラジル代表FWネイマール(30)が2017年にフランス1部パリ・サンジェルマン入りしてから〝退化〟したと、元チームメートに指摘された。

 ネイマールはパリSGの一員として日本ツアーに参加。26日のG大阪戦で2得点を挙げて6―2の勝利に貢献するなど存在感を発揮した中、ベルギー代表DFトーマス・ムニエ(ドルトムント)がドイツ誌「キッカー」に、16~20年に在籍したパリSG時代にチームメートだったネイマールについての見解を語った。

「正直言うと、彼がバルセロナでプレーしていたころ、僕はネイマールの大ファンだったんだ。でもパリに来てからは、僕に言わせると、彼は魔法を失ってしまったんだ」

 また当時バルセロナ所属のネイマールが、2017年3月に行われたパリSGとのの欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第2戦で、2得点を挙げるなど6―1の勝利に貢献。これで同第1戦の0―4からホームで大逆転したことを踏まえて「もし自分が10歳だったら、彼のポスターを部屋に飾っていただろうね」。そんな活躍に象徴されるようなプレーをパリでは見せていないというわけだ。

 今季もパリSGでのプレーを望んでいるが、クラブ側は売却も視野。やはりこのときの輝きを取り戻す必要がありそうだ。