フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のスーパースタートリオが森保ジャパンに太鼓判を押した。

 PSGは今回の日本ツアーでJ1の川崎(20日、国立)、浦和(23日、埼玉)、G大阪(25日、吹田)と対戦予定。17日に来日し、都内ホテルで会見を開いた。

 フランス代表FWキリアン・エムバペ、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ブラジル代表FWネイマールのほか、クリストフ・ガルティエ監督、ジャパンツアーアンバサダーを務めるカズこと元日本代表FW三浦知良(JFL鈴鹿)が出席した。

 日本サッカーの印象を問われると、エムバペは自身がフランス代表として優勝した2018年W杯に言及。「日本のサッカーは技術力にあふれていて、楽しいサッカーが特徴だと思う。(決勝トーナメント1回戦で敗れた)ベルギーに対しては残念だったけど、次回のカタールW杯ではもっといい試合ができるのではないか」。フランスが準決勝で1―0と破った強豪ベルギーとの対戦を踏まえながら、森保ジャパンの躍進を予想した。

 また、6月にブラジル代表の一員として森保ジャパンと対戦したばかりのネイマールは「日本のチームはとても統率力が取れていて、闘争心も強く、スタミナもあり、よく走るチームだと思う。だんだん手ごわいチームになってきているので(本大会で対戦したら)手ごわい試合展開になる」と警戒した。

 さらにメッシも「ここ数年で大きな成長を遂げている。フィジカルの面でも対等に戦えるようになってきている」と日本の進化を指摘した。

 世界最強トリオから高く評価された森保ジャパン。カタールW杯での快進撃に期待が高まる。