イングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(37)にサウジアラビアのクラブから総額3億ユーロ(414億円)オファーが届いたと、スペイン紙「アス」が伝えている。

 C・ロナウドはマンUが今季の欧州チャンピオンズリーグに出場できないことなどに不満を募らせ、今夏の退団を決意したと各メディアで報じられている。すでに始動したマンUにも「家庭の事情」でいまだ合流しておらず、すでに同リーグのチェルシーやスペイン1部バルセロナ、イタリア1部ナポリへの移籍がささやかれている。

 そんな中、同紙によると「クリスチアーノはサウジアラビアのクラブから2年プレーするため3億ユーロのオファーを受けた」という。その内訳は「マンUへの移籍金が3000万ユーロ(約41億4000万円)、2年間の年俸2億5000万ユーロ(約345億円)、残りの2000万ユーロ(約27億6000万円)が代理人への手数料だ」と報じた。

 年俸にすると、驚きの172億5000万円という破格の条件となる。同紙は「身元不明なサウジアラビアのクラブは史上最大のオファーで説得しようとしている」とし「しかしクリスチアーノは欧州トップリーグで少なくても、もう1シーズンプレーすることを考えているので、現時点で彼はその提案を受け入れることを考えていない」と指摘した。

 同紙は「ポルトガルのスターは欧州のビッグクラブの一つが確固たるオファーを提示すると確信している」と伝えているが、まさかのビッグオファーだけに、今後の動向から目が離せない。