イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーに入団したノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランドは、やはり早期の退団を視野に入れているようだ。

 マンチェスターCに加入したハーランドだが、早くも〝将来〟を見据えているようだ。スペイン紙「マルカ」は「ハーランドがシティーと2シーズン目と3シーズン目の終わりに条件の金額を支払えば、クラブを変更することをできるようにする2つの退団条項を契約に含めることができた」と報道。ハーランドは2027夏までの5年契約を結んだが「プレミアリーグでは通常許可されていない条項」として24年夏に2億ドル(約272億5000万円)、25年夏に1億7500万ドル(約238億円)を支払えば退団が可能となる条項を契約に入れたという。

 ハーランドが早期退団の選択肢を含めたのは〝意中〟の名門があるからだ。「ハーランドが2年で去ることができる可能性の存在は、Rマドリードの事務所で取り扱われている。その理由はストライカーの代理人との会話に他ならず、その退団条項を含めるという彼らの意図が明らかになった」と指摘。かねてハーランドはRマドリードと相思相愛とされてきたが、今夏はタイミングもあり、かなわなかった。それでも名門への憧れは変わらず、異例の契約条項を懇願したというわけだ。

 ハーランドのRマドリード入りはやはり既定路線のようだ。