日本代表MF久保建英(21)を巡って、保有元であるスペイン1部レアル・マドリードは、完全移籍や買い取りオプション付きを求めるレアル・ソシエダードとの交渉を停滞させている中、〝ワンチャンあり〟と見る他クラブも名乗りを上げている。

 スペイン1部バリャドリードの地元メディア「ディアリオ・デ・バリャドリード」は、2シーズンぶりに1部復帰を果たしたクラブの関心を報じた。同クラブは、久保がRマドリードに加入した2019年夏にオファー出したが、マジョルカに行かれた。さらにビリャレアルで出場機会減に苦しんいた20年10月にも翌年1月移籍を見据えて獲得を打診したが、久保は21年1月にヘタフェ加入を選んだ。

 3度目のアタックとなる今回も、保有元の希望通りレンタル移籍。大願成就となるか気になるところだが、オサスナも同条件で久保の獲得を望んでいるという。すでにマジョルカも〝3度目レンタル〟を希望していると報じられており、争奪戦となっている。久保の移籍問題は、どう決着するのだろうか。