スペイン1部バルセロナがイングランド・プレミアリーグのリーズに所属するブラジル代表FWラフィーニャ(25)の強奪をもくろんでいると、英紙「デーリー・スター」が伝えている。

 ラフィーニャをめぐってはアーセナルなど多くのクラブが興味を示していた中、チェルシーが獲得レースを優位に進めており、すでに移籍金5500万ポンド(約90億8000万円)でリーズとクラブ間合意したと報じられている。ただラフィーニャ自身はバルセロナ入りを希望しているもようで、今後の動向が注目されていた。

 そんな中、同メディアによると、ラフィーニャの代理人を務める元ポルトガル代表でバルセロナOBデコ氏が6月29日に古巣のクラブオフィスを訪問し、ブラジル人FWの加入に向けて話し合いを実施。バルセロナにリーズとラフィーニャの移籍金について合意することを要求したという。

 バルセロナは6月末で契約満了となったフランス代表FWウスマヌ・デンベレ(25)との再契約の動向が不透明とあってラフィーニャにも興味を示しているわけだが、リーズとクラブ間合意したチェルシーを上回る移籍金を提示できるだろうか。