イングランド・プレミアリーグのリバプールから日本代表MF南野拓実(27)の獲得が合意に達しているフランス1部モナコのフィリップ・クレメント監督が、南野の入団を明言した。

 フランスの放送局「RMC」は、クレメント監督が南野獲得を認めたと報道。「(南野の入団は)とてもうれしい。前から彼のことは把握しており、彼は最上位の獲得候補だった。南野がクラブに何かをもたらす能力を持っていると信じている」と入団を歓迎した。

「彼はすでにザルツブルクで多くの素晴らしいことをしてきた。競争が激しいリバプールと私たちはスタイルが近い。だからこそ、これはチャンスだ」とその実績や能力に信頼を寄せた。

 同局は南野のモナコでの起用法も予想。「南野は左ウイング、右ウイング、またはストライカーをサポートする位置でプレーする可能性がある」と指摘した。前線の複数ポジションで期待されており、ユーティリティー性も高く評価されているようだ。

 日本の10番がフランスで躍動できるのか注目が集まる。