ドイツ1部の名門バイエルン・ミュンヘンがイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(37)の獲得報道を完全否定したと、ドイツメディア「スカイスポーツ」が伝えた。

 Bミュンヘンはエースのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキがスペイン1部バルセロナへの移籍を希望しているため、イングランド・プレミアリーグのリバプールから獲得したセネガル代表FWサディオ・マネに加えて、同リーグのマンUに所属するC・ロナウドの獲得に動くと報じられていた。

 特にC・ロナウドはマンUが来季の欧州チャンピオンズリーグに出場できないことやチームが来季に向けて戦力補強に消極的であることを懸念しているとし、退団の可能性が指摘されている。

 そんな中、同メディアによると、Bミュンヘンでスポーツディレクターを務めるハサン・サリハミジッチ氏は「クリスチアーノ・ロナウドは、卓越したキャリアを持つトッププレーヤーです。しかし、バイエルンとの潜在的な取り引きについての話は本当ではない」とし「これらのウワサには真実がありません」と今夏の獲得を強く否定したという。
 C・ロナウドはいまだ来季の「マンU残留」を明言しておらず、去就が注目されているが、ドイツ名門クラブ入りはなさそうだ。