フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)は新加入したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35)の効果により、今季約1000億円を売り上げた、とスペイン紙「スポルト」が伝えている。

 同紙は「アルゼンチン選手はフランスの首都に上陸し、予想通り、サッカー市場に革命を起こし始めた」と報じ、PSGは新規スポンサー10社と契約し、クラブの売り上げは「記録的な」7億ユーロ(約994億円)となった。スポンサー契約料も1社あたり300万(約4億3000万円)~500万ユーロ(約7億1000万円)だったものが、500万~800万ユーロ(約11億3000万円)となり、スポンサー収入による利益は前年比13%アップだった。

 特に躍進したのはレプリカユニホームの販売という。同紙は「メッシとの契約はブームになった。その存在のおかげで爆発した」と指摘。ブラジル代表FWネイマールやフランス代表FWキリアン・エムバペらスター選手もいる中、総売り上げの60パーセントが背番号30のメッシで、その販売数は100万枚を超えたという。

 今季のメッシはPSGで思うようにゴールを量産できず、限界説も報じられたが、ピッチ外では絶好調。来季はスペイン1部バルセロナ時代のようなパフォーマンスを見せてくれるはずだ。