イングランド・プレミアリーグの強豪マンチェスター・シティーと契約中の日本代表DF板倉滉(25)がドイツ1部ボルシアMGに移籍することが確実になったと、英紙「デーリー・メール」が伝えている。

 今季の板倉はマンCからレンタル移籍し、ドイツ1部に昇格するシャルケでプレー。同クラブが完全移籍で板倉を獲得する予定だったが、500万ポンド(約8億2000万円)の移籍金が準備できず、ボルシアMGをはじめ同1部Eフランクフルトやイングランド・プレミアリーグのフラムが日本代表DFの獲得に動き出していた。

 同紙は「マンCの板倉滉がドイツ1部リーグのボルシアMGに移籍する。双方の間で移籍金が合意されれば(2026年夏までの)4年間の契約を結ぶ予定だ。約500万ポンドの移籍金に加えて追加ボーナスの約束があると考えられている」と伝えており、この夏に完全移籍することが決定的となった。

 板倉は来季の去就について6月上旬の日本代表活動中に「自分を必要としてくれるチームに行きたい。試合に出ることができれば」と話していたが、再びドイツでプレーするのは間違いなさそうだ。