フランス1部リヨンがイングランド・プレミアリーグの名門リバプールに所属する日本代表MF南野拓実(27)の獲得に向けて交渉を開始したと、英紙「タイムズ」が伝えている。

 今季公式戦24試合出場で10ゴールをマークし、チームを国内カップ2冠に導いた日本人アタッカーにはイングランド・プレミアリーグのリーズ、ウルバーハンプトン、サウサンプトン、フラム、ボーンマスが興味を示し、イタリア1部ローマ、同ラツィオから関心が伝えられる中、フランス1部モナコが「合意間近」と指摘されていた。

 同紙によると、イングランド・プレミアリーグのアーセナルを退団したフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットを獲得したリヨンがさらに攻撃陣を強化するため南野の獲得に向けて動いているという。英メディア「This is Anfield」も「フランスのクラブが1700万ポンド(約28億円)で交渉を開始した」と報じていた。

 すでに「南野が今夏に動くのはほぼ確実」とも伝えている中、日本代表10番の動向から目が離せない。