カタールW杯大陸間プレーオフ(14日=日本時間15日、ドーハ)で北中米カリブ海4位のコスタリカはオセアニア1位ニュージーランドに1―0で勝利。3大会連続6回目となる出場権を獲得し、これで32か国が出そろった。本大会では日本と同じE組に入り、1次リーグ第2戦(11月27日)で激突する。

 コスタリカは開始3分にかつてイングランド・プレミアリーグのアーセナルにも所属したFWジョエル・キャンベル(29)が先制弾をマーク。その後はニュージーランドに攻め込まれるも、守護神のGKケイロル・ナバス(35=パリ・サンジェルマン)を中心とする自慢の守備陣が体を張ってゴールを死守し最終決戦に勝利した。

 コスタリカのルイス・フェルナンド・スアレス監督は「選手たちは常に全力を尽くすコスタリカを証明した。それを私は誇りに思います」とし本大会に向けて「成長するために実行すべきことがたくさんある。時間は十分にある」と語った。

 コスタリカは2014年ブラジル大会で8強入りした実力国。この試合で示したように、したたかで高い守備力は森保ジャパンを悩ませそうだ。