欧州ネーションズリーグ(6日=日本時間7日)が各地で行われ、リーグA1組で、前回大会を制したフランスはクロアチアに1―1のドローで1分け1敗とした。

 2018年ロシアW杯決勝と同一カード。王者フランスは前節デンマーク戦から10人の選手を代え、FWキリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン)やFWカリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)はベンチスタートとなった。試合は序盤から激しい攻防を見せ、後半7分に先制するも38分に与えたPKを決められ同点にされると、そのまま試合を終えた。

 ディディエ・デシャン監督は「最終的に勝利を収めることはできなかった、しかし結果に満足している。W杯の準備のため、すべての可能性を試すチャンスとして、この大会を活用したい」と、11月開幕の大舞台を見据えていた。フランスは10日(同11日)にオーストリアと対戦する。