イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラー(29)が、スペイン1部バルセロナと来夏の加入で合意していると、英紙「デーリー・ミラー」が報じた。

 リバプールとの契約は来年6月いっぱいで満了する中、現段階で契約延長に至っていない。シーズン中には今夏のバルセロナ入りを報じられたこともあったが、5月28日の欧州チャンピオンズリーグ決勝前に「契約について話したくないけど、来季も確実に残る」と語っていた。フリーでバルセロナ入りするつもりのようだ。

 同紙によると、サラーは、数か月前に親しい友人にリバプールとの契約延長の意思を明かしたという。それが現段階でも実現していないのは、バルセロナのことが頭にあるからだとした。

 新たに音楽配信大手「Spotify(スポティファイ)」とメインスポンサー契約を結んでおり、そこから資金を捻出するという。金額は非公開ながら欧州メディアは、3年総額2億8000万ユーロ(約361億2000万円)と伝えていた。

 1月にはアーセナルからFWピエールエメリク・オバメヤンを獲得。今夏にはバイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが加入する可能性もある。そして来夏には…。実績のある選手をかき集めて再建を急ぎたいようだ。