イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属するセネガル代表FWサディオ・マネ(29)が法外要求を突き付けていたと、英紙「デーリー・スター」報じた。

 マネとリバプールの契約は2023年6月末まで。すでに行われている契約延長の交渉は難航しており、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンへの移籍が浮上している。マネは欧州チャンピオンズリーグ決勝(5月28日)後に自身の来季去就について表明すると宣言していたものの、現在まで方針を示していない。

 そんな中、同紙によると、マネ側はリバプールに週給39万3000万ポンド(約6406万円)、年俸2043万ポンド(約33億3000万円)という破格の金額を求めてきたという。「リバプールにとどまるため、マネは目を見張るような給料の引き上げを要求した」と驚きを持って伝えていた。

 リバプール側はエースのエジプト代表FWモハメド・サラーの新年俸(2500万ポンド=約40億7000万円)に匹敵するようなマネ側の要求に応じない構えを見せており、今夏の退団が加速しているという。

 すでにBミュンヘンは移籍金3000万ポンド(約48億9000万円)を準備し、獲得への意欲を示している。しかしスペイン1部レアル・マドリードやフランス1部パリ・サンジェルマンもマネの動向を気にしており「ハイジャックする準備ができている」と報じられるように、今後の動向が気になるところだ。