ブラジル代表MFブルーノ・ギマランイス(ニューカッスル)が、2日の韓国戦(ソウル)を前に「みんな疲れすぎている」と本音を漏らした。

 ブラジル代表は31日に公開練習を行って調整し、ギマランイスが会見を行った。その中で韓国の放送局「SPOTV」はある発言に注目。シーズン終盤の試合を終えてすぐに長距離移動を強いられてこともあって「時差ボケが出ている。みんな疲れすぎている」とギマランイスは疲労困ぱいの表情で語った。

 この言葉に同局は「南山タワー、遊園地にも行って力不足か? ブラジルのMFが『疲れすぎ』と発言」と批判的に報じた。

 というのも、ブラジル代表は韓国に入国するやいなやチームで揃って遊び歩き、観光名所の南山タワーや遊園地、さらには夜も繁華街の江南のクラブに繰り出してFWネイマールは酒代だけで約120万円を費やして話題になっている。

 韓国メディアからすれば、試合前に散々豪遊しておきながら〝疲れすぎている〟とは何事だというわけだ。そのためブラジル代表チームの関係者が「28日以降は選手たちは観光に出ていない。現在は練習が終わった後はずっと休息を取っている状況」と釈明する事態になっている。

 スター軍団の王国は遊び疲れでも実力を発揮するのか、それともファンの期待を裏切るのか。次の対戦相手の日本にとっても気になるところだ。