ドイツ1部の名門バイエルン・ミュンヘンOBでイタリア1部サレルニターナに所属する元フランス代表FWフランク・リベリ(39)が古巣に警告したと、ドイツメディア「Sport1」が報じている。

 Bミュンヘンはエースのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ(33)が今夏の退団を強く望んでいることに難色を示し、各メディアでスペイン1部バルセロナとの移籍交渉が難航していると伝えられる。

 同メディアによると、2019年夏までBミュンヘンのエースとして活躍したリベリはクラブにレバンドフスキの退団を認めることを訴えたという。「ロベルトは新しい挑戦が必要だと判断した。それが実現することを彼に願っている。(Bミュンヘンは)世界最大のクラブの一つだが、ロベルトはただ変化を望んでいて、それを必要としているだけだ」

 さらに快速アタッカーは「(ドイツに)留まることを余儀なくされたサッカー選手は、イライラしたり怒ったりする可能性がある。だからこそ、みんなを幸せにする解決策を見つけてくれることを願っている」と指摘。2023年夏まで残る契約を盾に残留させても来季のプレーに影響が出ると伝えていた。

 Bミュンヘンはエースの後継者がいないことを懸念し、移籍を認めたくない考えだが、今後の動向が気になるところだ。