フランス1部パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマール(30)に、イングランド・プレミアリーグのニューカッスル移籍が浮上している。フランス紙「レキップ」が報じた。

 昨年5月に2025年6月末までの契約延長を発表したが、ケガがちでシーズンを通して稼働できておらず、私生活のパーティー好きは相変わらず。クラブ側も放出の姿勢にシフトし、レアル・マドリード(スペイン)入り濃厚とみられていたフランス代表FWキリアン・エムバペ(23)が残留となったことでいよいよ、その流れが加速している。

 そんな中、同紙は昨秋にサウジアラビア政府系ファンドが主体となる共同事業体に買収されたニューカッスルが、豊富な資金力でネイマールを受け入れられるクラブであると指摘。古巣のスペイン1部バルセロナ復帰も伝えられたが、ジョアン・ラポルタ会長は、同国メディア「レスポルティウ」に対し「復帰するとしたら、移籍金なししかない」と否定的な見解を示した。

 またイングランドプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドなどのビッグクラブも獲得の可能性もささやかれているが、本人は引き続きパリでの生活を続けていきたい意向。エムバペが〝王様〟となったチームに居場所はあるのだろうか。