
イタリア1部インテルが、日本代表MF南野拓実(27=リバプール)の獲得に本腰を入れて一気に交渉が進展する可能性が出てきた。
リバプールは今夏に南野を放出する方針で、新天地候補としてイングランド・プレミアリーグのリーズに加えてインテルも急浮上してきた。
そうした中で、インテルは電撃決着を目指しているようだ。
スペインメディア「トードフィチャージェス」は「インテル・ミラノが南野という選択肢を加速させる」と報道。「インテルは南野との署名に大きく賭けたいと考えており、この夏〝すべての肉をグリルに載せる〟ことをいとわない」とイタリアの名門が今夏の最優先ターゲットとして南野獲得に全力を挙げると指摘した。
インテル側の熱意にリバプールも応じる構えを見せている。「今のところ、リバプールは彼らのプレーヤーへのオファーを喜んで聞いており、すでに彼をショーケースに入れた。日本人選手側も、27歳で彼のキャリアが短くなるのを避けるため、クラブに彼の出発を容易にするように頼んだ」とクラブも南野も今夏の移籍を目指す方針を固めたという。
そして「インテルはオファーを提示する。リバプールは現在、移籍のために1500万ユーロ(約20億2500万円)を要求する。これは、経済的に打撃を受けているインテルに配慮した額だ」と最新の動向を報道。リバプール側はこれまで1700万ポンド(約27億円)前後を求める見込みだったが、インテル側に譲歩して移籍金の値下げに応じる構えだ。
「2つのクラブ間の連絡はすでに行われており、正式オファーが近日中に実現する可能性がある」と同メディア。南野のインテル電撃移籍が一気に決まる展開もありそうだ。
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