フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)の同国代表FWキリアン・エムバペ(23)が自身の来季去就について22日に正式表明するとフランス紙「レキップ」が伝えている。

 今シーズン限りでPSGとの契約が満了となるエムバペは、これまで再三にわたる約延長のオファーを拒否しており、かねて熱望するスペイン1部レアル・マドリード入りすることが確実視されている。年間表彰式の行われた15日にエムバペは来季の去就について「ほぼ決まっている」と発言し、複数メディアでRマドリード入りに合意したと報じられた。

 そんな中、同紙によると、エムバペはリーグ最終節(21日)メス戦を終えた翌22日の午前11時からフランスのテレビ局「TF1」で放送される「テレフットプログラム」に家族とともに出演するという。またスペイン紙「アス」は仏紙の情報を元にし「彼は将来の運命について発表する予定だ。これはシーズン最終戦の翌日。彼が最終的にPSGに残るか、Rマドリードに行くのかを伝える」と指摘した。

 当初はRマドリードが欧州チャンピオンズリーグ決勝(28日、対リバプール)を終えたのちに公式発表するとみられていた。すでに移籍金なしで年俸2500万ユーロ(約33億5000万円)の5年契約を結ぶと伝えられている中、いよいよ「Rマドリードのエムバペ」が誕生することなりそうだ。