ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが退団の意向を表明し、新天地候補に注目が集まっている。

 2年連続で国際サッカー連盟(FIFA)の年間最優秀選手を受賞するなど現在世界最強のストライカーと目されるレバンドフスキ。バイエルンMとは来年夏まで契約が残っているが、14日に行われた今季最終戦のボルフスブルク戦後に「これがバイエルンとの最後の試合となる可能性が非常に高い。100%とは言えないが、最後の試合となるだろう。自分自身とクラブのために最善の解決策を見つけたい」と退団の意向を表明した。

 気になる新天地について英紙「タイムズ」は「バルセロナが3年契約を提示して合意した」と報道。スペイン行きが有力となっている。

 その一方で、他の強豪もまだ諦めてはいない模様。スペインメディア「フィチャージェスネット」は争奪戦が三つ巴になっていると指摘した上で「パリ・サンジェルマン(PSG)はクラブを去るFWキリアン・エムバペの代わりにスターが必要だ。FWネイマールやFWリオネル・メッシと並んで鮮烈な攻撃陣を形成することができる。また、チェルシーはトップレベルのセンターFWを必要としている。トゥヘル監督はドルトムントを指揮していた時に常に彼と対峙して、彼のことをよく知っている」とフランスとイングランドのビッグクラブも獲得に乗り出している。

 最強ストライカーの去就に注目が集まりそうだ。