森保ジャパンがカタールW杯1次リーグ初戦で激突するドイツ代表のエースFWセルジュ・ニャブリ(26=バイエルン・ミュンヘン)を巡って、イングランド・プレミアリーグの強豪の間で争奪戦がぼっ発している。

 ニャブリは今季の公式戦で16ゴール10アシストをマークするなど10連覇に貢献。ドイツ代表でもエースとしてゴールを量産している。

 クラブとの契約は来夏までだが、今夏の移籍市場で退団する可能性が浮上。スペインメディア「フィチャージェスネット」は「ニャブリにプレミアリーグの3チームが入札する」と報道。強豪クラブが獲得へ向けて水面下で動いている。

 まずはトットナム。「コンテのチームが興味を持っている。すべてはノースロンドンチームが欧州チャンピオンズリーグ(CL)の来季の出場権を得られるかにかかっている」と指摘する。

 次の候補がアーセナルで「アルテタ監督はニャブリの返還を求めている」とかつて在籍した古巣への復帰が持ち上がっている。

 そしてリバプール。「クロップ監督はアルテタやコンテよりもプレーヤーとの関係が良好である可能性がある。ニャブリはかつてのチームメートであるMFチアゴ・アルカンタラとの再会を願うかもしれない」と分析した。

 今夏の移籍市場で目玉の一つとなりそうなニャブリ。森保ジャパンにとっても大きな脅威となるだけに、その動向に注視する必要がありそうだ。