フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のスペイン代表DFセルヒオラモス(36)が今季限りで退団する可能性が浮上した。

 スペイン紙「マルカ」など各メディアによると、フランス紙「パリジャン」の報道をもとにして「PSGがセルヒオラモスに来季の計画に入っていないことを伝えた」とし、クラブ側は2023年6月末までの契約を今シーズン限りで終了することを検討しているという。

 今季スペイン1部レアル・マドリードから加入したセルヒオラモスは負傷などもあって、ここまでリーグ7試合(先発3)出場。年俸15億円と高給取りであることから、PSGは近日中に開かれる役員会議で同選手の処遇について議論する予定。すでに引き留めるつもりはなく「彼の時間を終わらせる準備ができている」と伝えている。

 各メディアはセルヒオラモスの今後について米メジャーリーグサッカー(MLS)で元イングランド代表MFデービッド・ベッカム氏が共同オーナーを務めるインテル・マイアミやロサンゼルス・ギャラクシーが獲得に動くことを予想。またスペインメディア「クアトロ」は以前、同選手が日本メーカー「ミズノ」とスパイク契約したことからJリーグ入りの可能性があると指摘し、J1神戸の名前を挙げていた。

 かねてセルヒオラモス自身はPSG残留を望んでいると報じられている中、今後の動向が注目されそうだ。