イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(37)が、9日のエバートン戦後に行ったファンへの行為について自身のインスタグラムで謝罪した。

 英紙「ガーディアン」など複数のメディアによると、0―1で敗れた試合後、C・ロナウドはピッチからロッカールームへと引き揚げる際、スタンドにいた少年の携帯電話をはたき落としたという。その様子を収めた動画もSNS上で拡散している。それ受けてC・ロナウドは、自身のインスタグラムに「私の怒りにまかせた行為を謝罪し、可能であれば、フェアプレーとスポーツマンシップの証しとして、このサポーターをオールド・トラフォードでの試合観戦に招待したいと思う」との意向を示した。

 また「今回のような難しい局面で、感情と向き合うのは決して簡単なことではない。それでも、私たちは常に敬意を払い、忍耐強く、美しいゲームを愛するすべての若者の模範とならなければならない」ともつづった。現段階では処分に発展するか不明だが、クラブ側もこの件を見過ごすわけにはいかず、調査をしているという。