イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが名門復活へ向けて今夏の移籍市場で超巨大補強を敢行しようとしている。

 スペインメディア「フィチャージェスネット」」はマンチェスターUの補強動向を報道。「次のシーズンに向けて、MFポグバ、FWカバーニ、FWラッシュフォード、DFマグワイアがチームを去る可能性が最も高い」と主力を大幅に入れ替える方針を固めている。

 そして近年は鳴りを潜めていた巨大補強を〝解禁〟。「ユナイテッドは移籍市場で最も多くの費用をついやすチームの一つであり、赤い悪魔を復活させるために5人と契約する可能性がある」と加入候補を挙げた。

 まずはDFジュール・クンデ(セビリア)。「フランス代表のセンターバックは、オールドトラフォード(本拠地)の取締役会の以前からの夢の一つだ」と意中の恋人の獲得を進めている。

 FWウスマヌ・デンベレ(バルセロナ)は「ユナイテッドに興味を持っているもう一人のフランス人選手。ラグニック監督にとって非常にいいオプションになる可能性がある」

 現在注目度が急上昇しているMFデクラン・ライス(ウエストハム)も「ここ数週間で最も出てきている名前の一つだ。市場に出ている注目を集める選手だ」

 そして攻撃を強化するべく大物も候補に。「FWロベルト・レバンドフスキはバイエルン・ミュンヘンとの契約を終了し、ユナイテッドへの素晴らしい加入選手になる可能性がある」と期待が寄せられている。

 そして最後にMFユーリ・ティーレマンス(レスター)。「レスターで彼はチームで最高の選手の一人であり、彼はユナイテッドが中盤を補強するための非常にいいオプションになるだろう」としている。

 いずれも他の強豪クラブと争奪戦になるが、マンチェスターUは金に糸目をつけず〝銀河系軍団〟を構築する覚悟。いよいよ名門が本気だ。