11月に開幕するカタールW杯組み合わせ抽選会が1日(日本時間2日)に行われ、日本は1次リーグE組で、FIFA(国際サッカー連盟)ランキング7位のスペイン、同12位のドイツ、大陸間プレーオフで対戦するコスタリカとニュージーランドの勝者と同組となった。

【スペイン(12大会連続16回目)】〝無敵艦隊〟の愛称で知られる2010年南アフリカW杯優勝国。ルイス・エンリケ監督率いるチームはパスワークを主体にゴールに迫るスタイルで選手個々のクオリティーも高い。東京五輪にも出場したMFペドリ(19)をはじめMFガビ(17=ともにバルセロナ)、FWジェレミー・ピノ(19=ビリャレアル)ら若手の台頭が著しい。過去日本と親善試合で1勝している。

【ドイツ(18大会連続20回目)】W杯4度優勝の実力国。国内屈指のバイエルン・ミュンヘンのメンバーが代表の主力。GKマヌエル・ノイアーをはじめ、FWトーマス・ミュラー(ともにBミュンヘン)、MFトニ・クロース(Rマドリード)とスター選手が顔を揃える。2014年ブラジルW杯に優勝後は成績も伸び悩み、昨年の欧州選手権は1次リーグで敗退した。過去日本に1勝1分けと負けなし。

【コスタリカまたはニュージーランド】出場すれば3大会連続6回目となるコスタリカは選手の華麗なテクニックをメインにするチーム。北中米カリブ海予選では苦戦し、得失点差で4位となり、プレーオフに回った。フランス1部パリ・サンジェルマンでプレーするGKケイロル・ナバス(35)がチームをけん引する。また本大会切符を得れば3大会ぶり3回目の出場となるニュージーランドの最大の武器は強固な守備だ。