イングランド・プレミアリーグのチェルシーの売却を進めるロマン・アブラモビッチ氏が、トルコ1部ギョズテペの買収に動いている。

 ウクライナ侵攻を受けてロシアに対する制裁が強まり、アブラモビッチ氏は資産を凍結されて現在はチェルシー売却が進められている。

 その一方で、新たにクラブを購入する動きが明らかになった。

 現地の放送局「CNNトルコ」は「ロシアの億万長者アブラモビッチが、トルコのイズミルを本拠地とするギョズテペの新しいオーナーになる可能性がある」と報道。アブラモビッチ氏は現在、ギョズテペのオーナーであるメフメット・セピル氏と仲介者を通じて交渉に入っており、近日中に直接会談して合意する運びになっているという。

 ギョズテペは1925年に設立された古豪で国内タイトルも獲得しているが、近年は低迷しており今季も降格圏の18位に沈んでいる。

 チェルシーと同様に豊富な資金を投入して欧州を代表する強豪へと変ぼうさせるのか。名物オーナーの新たな挑戦に注目が集まる。