ロシアの下院議員が、ポーランドに捨て台詞だ。

 ロシア「スポーツ」によると、下院議員のドミトリー・スビシチョフ氏は、24日に予定されていたサッカー・カタールW杯欧州予選プレーオフで、ロシアとの対戦を拒否したポーランドについて「選手やファンに同情する。ポーランドは勝負なしで進む。彼らは恥ずかしくないのだろうか?」と恨み節を口にした。

 ロシアのウクライナ侵攻を受け、ポーランドやチェコの協会らが、ロシアとの対戦拒否。国際サッカー連盟(FIFA)もロシアに出場停止の判断を下した。ロシア・サッカー連合(RFU)はスポーツ仲裁裁判所(CAS)にこの措置の一時停止を求めたが、却下された。ポーランドは不戦勝扱いで、29日にスウェーデンとチェコの勝者と対戦することになった。

 ロシアのスポーツ界での孤立は進む一方だ。