フランス1部パリ・サンジェルマンの元スペイン代表DFセルヒオラモス(35)が、新天地での汚名返上へ意欲を見せているという。フランスメディア「レキップ」が、来季も残留し、昨夏に結んだ2年契約をまっとうする意向と報じた。

 Sラモスを巡っては、鳴り物入りでスペイン1部レアル・マドリードから移籍したものの、負傷の影響でここまで出場はわずか5試合。古巣との対戦だった欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の2試合も出場機会はなかった。Rマドリード時代は、リーグ優勝5回、CL優勝4回など輝かしい実績を残したが、パリSGではその姿をまったく見せられていない。

 それだけに去就が注目されるのも自然な流れ。パリSGでスポーツディレクターを務める元ブラジル代表のレオナルド氏も「補強は失敗だった」とする発言を行い、契約解除もあり得るムードに。今夏の移籍の可能性も何度となく伝えられた。

 それでも「レキップ」によると、Sラモスの闘争心は衰えておらず、巻き返す心意気だというが、来季のリベンジチャンスは与えられるのだろうか。