スペイン1部バルセロナは15日、音楽配信大手「Spotify(スポンティファイ)」とメインパートナー及びオーディオストリーミングパートナーになることで合意したと発表した。

 2017年から日本のインターネット販売大手「楽天」がユニホームの胸部分へのロゴ掲出を含めたパートナー契約を結んでいたが、22年7月1日から「Spotify」のロゴが入り、トレーニングウエアでもメインスポンサーとなる。さらにクラブ史上初となる本拠地スタジアムの命名権契約を締結し、今後は「スポティファイ・カンプノウ」と呼称されることになった。

 また金額は非公開ながらも、各メディアはかねて3年総額2億8000万ユーロ(約361億2000万円)と報じており、年間5500万ユーロ(約70億9000万円)の4年契約だった楽天を上回る大型契約なのは間違いないだろう。

 バルセロナのジョアン・ラポルカ会長は「この提携は、クラブをファンに近付けることを可能にし、バルサファミリーに一部としてさらに感じることができ、エンタメとサッカーを組み合わせる独自の経験を通して世界中の新たなオーディエンスとつながることを可能にするものです」などとコメントした。